Enterobacter aerogenes の特性と臨床的意義
細菌学
\nEnterobacter aerogenes は棒状(桿菌)で、通性嫌気性菌です。酸素が乏しい土壌、下水、糞便などで増殖します。培地としてはマッコンキー寒天が適し、30〜37℃で最もよく増殖します。
\n引き起こす疾患
\n感染部位に応じて、菌血症、骨髄炎、肺炎、敗血症など多様な疾患を引き起こします。また、消化管、呼吸器、尿路、皮膚の感染症の原因にもなります。
\nリスク因子
\nE. aerogenes は機会感染症で、免疫力が低下した患者に感染しやすいです。院内感染菌としても知られ、2 週間以上の入院、侵襲的手術、集中治療室での滞在、抗生物質使用が主なリスクです。
\n罹患傾向
\n人種差はありませんが、新生児、幼児、高齢者(特に男性)に比較的多く見られます。
\n治療法
\n多くの抗生物質に耐性があり、クロラムフェニコール、キノロン系、テトラサイクリンは効果がありません。そのため、過去に使用されていた古い薬剤や、イミペンとゲンタマイシンの併用療法が選択されます。
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