ホウ酸の医療用途と効果

ホウ酸(ボリック酸、オルトボリック酸、ボラシック酸)は、非常に弱い単酸性酸で、1つの置換可能な水素原子を持ちます。真珠光沢のある柔らかい白色結晶を形成し、油脂のような感触があります。医療分野では、軽度の抗菌・抗真菌剤として幅広く利用されています。

皮膚治療

  • カンジダ症や膣カンジダなどの酵母感染症に有効です。また、男性の陰部の酵母感染にも使用されます。
  • 軽度の皮膚創ややけどの消毒に利用でき、抗菌作用によりにきび治療にも適しています。

防腐特性

  • 抗菌・抗真菌・収斂作用があり、軽度の切創ややけどの消毒、軟膏やドレッシングの添加剤として使用されます。

目の治療

  • ヒトの眼に対して安全な唯一の酸であり、目の洗浄液として利用されます。結膜炎や目の分泌物の除去にも効果があります。

耳の治療

  • 外耳炎(外耳道炎)の治療に使用され、泳いだ後の耳の真菌・細菌除去に有効です。ペットの耳感染にも応用されます。

足の治療

  • 粉末状のホウ酸はタルカム代替として使用でき、過剰な足の発汗や足臭を抑制します。足の白癬(アスリートフット)の予防にも役立ちます。

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