結核検査(ツベルクリン反応)の副作用と対処法
肺結核は肺に感染する細菌性疾患で、他の臓器へも広がります。早期診断が回復を容易にするため、抗菌薬で治療可能です。結核の有無を調べるために、ツベルクリン皮内テスト(Mantouxテスト)が用いられます。
定義
ツベルクリン皮内テストは、純粋タンパク質誘導体(PPD)という液体を前腕の皮膚下に少量注射し、48〜72時間後に皮膚反応を観察します。反応が出れば結核菌に曝露した可能性、あるいは活動性結核の疑いがあります。
結果の見方
陰性はPPDに対する反応が認められないことを示します。陽性は注射部位に硬い腫脹が認められ、腫脹の大きさに応じて追加の皮内テストや胸部X線検査が行われ、活動性か非活動性かが判断されます。
副作用
テスト後に注射部位が腫れ、かゆみや圧痛を伴うことがありますが、通常は1週間以内に自然に消失します。
重篤な反応
稀にPPDに過敏症がある人では、発熱、リンパ節腫脹、皮疹、潰瘍、強い紅斑や腫脹が起こることがあります。これらはまれですが、出現した場合は速やかに医師に相談してください。
ツベルクリンテスト自体が結核に感染させることはありません。
治療
非活動性結核と診断された場合、医師は6〜9か月間の抗結核薬による治療を推奨します。活動性結核の場合は、複数の抗結核薬を組み合わせて長期間投与し、全ての処方薬を遵守することが治癒の鍵です。
