ソーブレード(鋸刃)
アルミニウムは鋸刃で切断するのが最も一般的です。代表的な鋸刃にはコールドソーとジグソーがあります。
コールドソー
厚板や重量のある部材を切断する際に使用されます。大型の円形鋸で、高速鋼製の刃先はカーバイドでコーティングされ、冷却液が循環しながら自動送り機構で安定した切断を実現します。
ジグソー
薄い板材や不規則な形状を切るときに適しています。往復運動の刃が素材を切り、ベベル機構が付いていればミタージョイント(斜め切り)も可能です。
剪断(シアリング)
シート状のアルミニウムを「はさむ」ように切断します。上部と下部にそれぞれブレード(パンチとダイ)を配置し、剪断力で素材を分断します。剪断はスタンピング前の素材整形にも利用され、曲げや抜き、コイニングなどの工程へつながります。
押出し(エクストルージョン)
押出しは、アルミニウムを加熱し、金型の開口部に押し込んで連続した形状に成形する方法です。切断と同時に形状が決まるため、長尺部材の製造に適しています。温度管理が重要で、硬度や強度は加工温度に大きく左右されます。
プラズマアーク切断
最も経済的かつ高速な切断方法のひとつです。高温(約5万°F)・高速のイオン化ガスジェットで金属を電気的に溶かしながら切断します。装置は切断トーチ、制御装置、冷却系、直流電源、そして切断用ガス(主に窒素)で構成されます。
CNCマシン
CNC(コンピュータ数値制御)工作機械は、硬質合金製の20インチ直径の鋸刃を用いて高精度かつ高速にアルミ合金を切断します。刃は22.5°〜135°までの角度でスイングでき、安定性が高いため、アルミ製ドア、窓、カーテンウォールなどの建材加工に広く利用されています。
