公共の場での喫煙がもたらす危険性

他人のタバコの煙を吸い込むことは受動喫煙(第二次喫煙)と呼ばれます。英国議会科学技術局の資料によると、受動喫煙にさらされると肺がんや冠状動脈性心疾患のリスクが約25%上昇します。公共の場所での喫煙は、特に子どもを含むすべての人に健康被害の危険をもたらします。

肺がん

  • 米国外科医長官(2006年)の報告書では、受動喫煙は非喫煙者の肺がんリスクを最大30%増加させるとされています。また、米国肺協会によると、肺がんと診断された患者の半数以上が診断後1年以内に死亡します。喫煙者専用エリアが設けられている施設でも、完全に煙を遮断できないため、依然として危険です。

心臓病

  • たった30分間の受動喫煙でも心臓への血流が低下するとされています。外科医長官の報告書は、公共の場で受動喫煙にさらされると即時に呼吸機能が低下し、長期的には心臓病の発症、心筋梗塞、早期死亡のリスクが高まると指摘しています。

流産

  • 2006年9月号『Epidemiology』誌に掲載された研究では、流産を経験した女性の24%が受動喫煙にさらされていたのに対し、対照群は19%でした。また、喫煙者は非喫煙者の約2倍の確率で流産することが分かっています。

喫煙とたばこ - 関連記事