喫煙がもたらす10のリスク

タバコの煙にはタール、一酸化炭素、ニコチンが含まれます。一酸化炭素は致命的な毒素で、タールはシアン化物、ベンゼン、ホルムアルデヒド、メタノール、アセチレン、アンモニアなど4,000種以上の化学物質を含みます。また、タバコ葉には放射性化合物も検出されています。喫煙は吸い込むかどうかに関わらず、体内の細胞を有害物質にさらす行為です。

がん

肺がんだけでなく、食道、喉頭、口腔、腎臓、膀胱、膵臓、胃、子宮頸部など、ほぼすべての臓器のがんリスクが上昇します。

慢性気管支炎

タバコの煙は肺に粘液を生成させ、慢性的な炎症と頻繁な咳を引き起こします。粘液と瘢痕が気道を塞ぎ、肺感染症の原因となります。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

米国がん協会によると、1000万人以上がCOPDに罹患しており、その死亡原因の75%以上が喫煙です。COPDは慢性気管支炎と肺気腫を含みます。

不妊・生殖機能障害

喫煙に含まれるNAHという化合物は卵巣機能を低下させ、女性の月経不順や不妊のリスクを高めます。

妊娠へのリスク

喫煙は流産リスクを高め、出生体重を低下させ、将来の糖尿病、肥満、知的障害などの合併症リスクを増大させます。

寿命の短縮

英国医学ジャーナルの50年にわたる研究(1951〜2001)では、生涯喫煙者は非喫煙者や30歳で禁煙した人よりも平均10年早く死亡すると報告されています。

性機能障害

喫煙は男性の勃起不全(ED)の主要因です。1日20本以上吸う男性はEDリスクが60%高くなるとされています。

肺気腫

肺の小さな肺胞が破壊され、表面積が減少することで酸素吸収が低下し、呼吸困難が進行します。

心臓病

米国心臓協会は、喫煙が血圧上昇、運動耐性低下、血栓形成リスク増大、善玉コレステロール(HDL)低下など、心血管疾患リスクを高めると指摘しています。

免疫機能低下

喫煙者は免疫力が低下し、創傷治癒が遅く、風邪やアレルギー、感染症にかかりやすくなります。

喫煙とたばこ - 関連記事