喫煙禁止のメリットとは?
喫煙禁止は、レストラン、バー、オフィス、学校、ショッピングセンターなど公共の場所で喫煙を禁じる法律です。これにより喫煙者だけでなく、受動喫煙の被害を受ける人々の健康も守られます。
受動喫煙の減少
米国環境保護庁(EPA)や米国国立毒性プログラム、国際がん研究機関(IARC)は、受動喫煙ががんの原因になると結論付けています。受動喫煙は環境タバコ煙と呼ばれ、吸い込む人は喫煙者と同様の有害化学物質やニコチンを摂取します。喫煙禁止により環境中のタバコ煙が減少し、非喫煙者の受動喫煙被曝が大幅に低減します。結果としてがんリスクも低くなります。
禁煙を後押し
喫煙禁止が実施されると、喫煙者の1日の喫煙本数は減少し、結果として多くの人が禁煙を決意します。メイヨークリニックのニコチン依存センターによれば、タバコを吸うと脳のニコチン受容体が増加し、依存が強まりますが、受容体が減少すれば喫煙欲求も減ります。喫煙場所が限られることで、喫煙自体が不便になり、禁煙への動機付けが高まります。
心筋梗塞の減少
公共の場で喫煙が禁止された都市では、住民の心筋梗塞発症率が低下したという報告があります(米国心臓協会ジャーナル)。カンザス大学医学部の研究では、喫煙禁止により年間最大22万5千件の心筋梗塞を防げる可能性が示されています。タバコの煙は数分で血液を粘稠にし、血栓を形成しやすくします。喫煙禁止は喫煙者・非喫煙者問わず心筋梗塞リスクを低減させます。
まとめ
喫煙禁止は受動喫煙の低減、禁煙促進、心筋梗塞やがんなどの重大な健康リスクの減少に寄与し、公共の健康を守る重要な施策です。
