健康増進

  • 米国環境保護庁(EPA)は、受動喫煙により毎年少なくとも3,000人の非喫煙者が肺がんで死亡すると推計しています。子どもは喘息や呼吸器感染症、急死症候群(SIDS)のリスクが高まります。妊婦が受動喫煙にさらされると低出生体重児の出産率が上がります。米国がん協会の推計では、喫煙者と同居する非喫煙者のうち毎年46,000人が心疾患で死亡しています。

    禁煙が実施されれば、何千人もの命が救われ、個人の医療費が削減され、喫煙関連疾患の発生が抑制されます。

火災リスクの低減

  • たとえ吸っていなくても紙巻きたばこは燃え続けます。米国消防局のデータによれば、たばこが原因の住宅火災で毎年約1,000人が死亡しています。捨てた吸い殻が乾燥した草に転がり、山火事や住宅火災の原因になるケースも多く、車窓から投げ捨てられた吸い殻が乾いた草地で火を出すこともあります。

    禁煙にすれば、毎年数千軒の住宅が火災から守られ、環境破壊を伴う大規模火災も減少します。火災復旧や再建にかかる費用・労力は他の公共事業に振り向けられるでしょう。

環境の浄化

  • たばこは環境に多大な負荷を与えます。紙巻きたばこの包装紙の製造で森林が伐採され、煙は大気汚染を引き起こし、吸い殻や包装は分解されにくいプラスチックで埋め立て地を圧迫します。さらに、煙は壁や衣類、家具にシミを残します。

    禁煙にすれば、大気中の有害物質が減少し、森林伐採も抑えられます。店舗は歩道の掃除に費やす時間が減り、埋立地への負荷も軽減されます。