インフルエンザ流行後の自宅消毒ガイド
病人との接触を避けることがインフルエンザ予防の第一線ですが、家族が回復したらウイルスの拡散を防ぐために徹底的な清掃が必要です。
インフルエンザウイルスは硬い表面上で最大48時間、生洗いしていない手の上で最大1時間生存するとされています。頻繁に触れる箇所をしっかり消毒すれば、二次感染のリスクは大幅に低減します。
Lysolと協力し、インフルエンザ感染後の家庭内清掃・消毒に関するエビデンスベースの推奨事項をまとめました。
頻繁に触れる表面
ドアノブ、ライトスイッチ、引き出しの取っ手、階段の手すりはウイルスが残りやすい場所です。車内で感染した場合は、ステアリングホイール、ドアハンドル、タッチスクリーン、シート、シートベルトも同様に処理します。
使い捨ての消毒ワイプは便利ですが、製品ラベルに記載された「濡れ時間」を守り、十分に湿った状態でウイルスを殺すようにしてください。使用後は必ず手を洗いましょう。
キッチン
病中に使用した食器、グラス、調理器具は熱い石鹸水で洗うか、食洗機で洗浄します。
食器が乾いたら、以下の高頻度接触面を中心に消毒します。
- 冷蔵庫のドアハンドル
- キャビネット・引き出しの表面
- ライトスイッチ
- カウンタートップ
- シンク、蛇口、ハンドル
- コーヒーメーカー、やかん、電子レンジ、オーブン
- ゴミ箱
バスルーム
共有していた場合でも、すべての硬い表面を温かい石鹸水で洗い、続いて消毒剤で拭き取ります。
- ドアハンドル
- シンク・蛇口
- カウンタートップ
- ライトスイッチ
- 浴槽・シャワー
- 石鹸・ティッシュディスペンサー
- トイレ・トイレットペーパーホルダー
- 床面
- 歯ブラシホルダーなどの個人用品(歯ブラシは交換を検討)
洗濯物と柔らかい家具類
インフルエンザウイルスは衣類やリネン、タオルにも残ります。ラベルに記載された最高温度で洗濯し、完全に乾燥させましょう。CDCは、十分な熱と乾燥があれば、病人用と健康者用の洗濯物を一緒に洗っても安全としています。
洗濯かごやバスケットも忘れずに、温かい石鹸水または消毒スプレーで拭いた後、乾かしてください。
寝室
寝室の硬い表面を消毒します。
- ドアノブ・ライトスイッチ
- ベッドサイドテーブル・引き出しの取っ手
- ベッドフレーム
カーペットは掃除機で吸い取り、ハードフロアはモップで拭き、付着した粒子を除去します。
おもちゃ
柔らかいおもちゃは枕カバーに入れて洗濯機で洗い、硬いおもちゃは石鹸水でこすり洗いした後、消毒剤をスプレーします。
電子機器
スマートフォン、タブレット、キーボード、リモコンは家庭内で最も汚染されやすいアイテムです。2020年のレビュー(56件の研究)では、約68%の携帯電話に有害な微生物が付着していることが分かっています。
スマートフォンの清掃は、柔らかく糸くずの出ない布に少量の温かい石鹸水を湿らせて拭きます。消毒ワイプも使用可能ですが、画面を傷めるアルコールベースの製品は避けましょう。取り外し可能で拭き取りやすいカバーを使用するとさらに安心です。
同様の手順をパソコン、キーボード、タブレット、リモコンにも適用してください。
換気
天候が許す限り窓を開けて新鮮な空気を取り入れましょう。良好な空気循環は空中粒子を希釈し、漂白剤などの洗浄剤の臭いを拡散させる効果もあります。
清掃時の安全対策
使い捨て手袋とマスクを着用し、特に漂白剤や強力な消毒剤を使用する際は必ずメーカーの指示に従ってください。
まだ体調が回復していない場合は、家族や友人、プロの清掃サービスに手伝いを依頼し、過度な負担を避けましょう。
まず高頻度接触面を優先的に清掃・消毒し、次に家全体へと順に拡げることで、作業を効率的に進めつつ二次感染のリスクを最小限に抑えることができます。
