毛包試験の種類と概要

毛包検査の仕組み

毛包(ヘアフォリクル)検査は、頭皮に近い位置で毛髪を採取し、毛髪内部(皮質)に蓄積された薬物代謝物を測定する方法です。毛髪は時間とともに伸びるため、約90日分の薬物使用履歴を遡って確認できます。検査はゼロトレランス方式で、微量の代謝物でも陽性と判定されます。

自宅で行う毛包検査(ホームベース)

自宅で毛髪サンプルを採取し、専用キットに入れて郵送する方式です。採取後は前払いの速達で検査機関へ送付し、結果は医療審査官が確認します。主に保護観察官や、子どもの薬物使用を疑う保護者が利用します。

ラボで行う毛包検査(ラボベース)

就職前のスクリーニングなどで利用される方法で、採取は訓練された技術者がラボ内で実施します。採取から分析までが一貫して管理されるため、サンプルの改ざんリスクが低く、採用プロセスの最終段階で実施されることが多いです。

その他の注意点

漂白剤やシャンプーで検査結果を偽装できるという誤解がありますが、実際には検査機関がサンプルを徹底的に洗浄するため、効果はありません。また、頭髪がない場合は体毛(胸毛・脚毛など)で代用可能です。

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