機能
ラップバンドシステムは、調整可能なシリコンバンドを胃の上部に装着し、胃腔を小さくすることで食事量を制限します。バンド内には生理食塩水が充填され、胃と小さくしたポーチ間の通過量を調整し、早期に満腹感を得られるようにします。
歴史
スウェーデンの医師ダグ・ハルバーグ博士が1985年に「スウェーデン調整可能胃バンド」の特許を出願し、1986年6月に初めて手術が行われました。1990年には欧州で本格的に流通が開始されました。
地域展開
最初の腹腔鏡下調整可能胃バンド手術は1991年9月、ベルギーのユイで臨床試験として実施されました。1993年に欧州全域で販売が始まりました。
米国での普及
米国では1995年にFDA承認の臨床試験が開始され、2001年6月に一般向け承認を受けました。これは体重減少目的でFDAが承認した最初の調整可能胃バンドです。
統計
2009年5月時点で、全世界で50万件以上のラップバンドシステムが装着され、体重減少を支援しています。
留意点
ラップバンド手術を行う外科医は、肥満外科の豊富な経験とシステムに関する高度なトレーニング、そして熟練した腹腔鏡技術が求められます。
