胃バンドの調整方法
胃バンドは重度の肥満患者の体重減少を助ける装置で、手術後4〜6週間で調整が可能です。調整は約10分で済み、外科手術を伴わず診療室で行われます。その後も定期的に調整し、体重減少を継続させます。
必要なもの
- Lap-Band
- Realize Band
- 滅菌生理食塩水
- ハーバー針(特殊針)
- シリンジ:3〜5 ml
- ガストロトノメーター
調整手順
チューブを接続する。胃バンドは胃の周囲に装着され、皮下に固定されたアクセスポートとチューブでつながっています。このポートを通じて医師がバンドの膨張・収縮を行います。
ガストロトノメーターでストーマ(胃口)の現在サイズを測定する。測定結果とバンドの位置から、どれだけの調整が必要かを判断します。手術直後はむくみでストーマが小さくなることがあるため、手術時にバンドを膨らませないこともあります。
生理食塩水を注入する。医師は必要量の約半分をまず注入し、ガストロトノメーターで確認します。多くの場合、一度に大量に注入せず少量ずつ調整し、患者が新しい締め付けに慣れるようにします。
追加調整のために再来院する。体重減少の進捗に応じて、3〜4週間後に再度調整します。体重が適切に減少しない、または吐き気・嘔吐・食事時の閉塞などの合併症がある場合に調整を行います。閉塞や食道拡張が起きた場合はバンドを完全に抜くことも可能です。
X線撮影を行う。調整前後にバリウムを飲んで撮影し、バンドの調整量をより正確に把握します。
