手術後に血栓を予防する方法
手術は体に外傷を与えるため、血液凝固が促進され、血栓ができやすくなります。血栓は手術直後から数か月後までに発生する可能性があり、血管を閉塞させると深刻な合併症を引き起こすことがあります。
血栓とは
血栓は血液が液体から半固体の凝固塊に変わったもので、赤血球・白血球・血小板が混ざり合っています。血管内に血栓ができると、血流が阻害され、腫れ、疼痛、呼吸困難などの症状が現れます。
必要なもの
- 鎮痛薬(必要に応じて)
- 抗凝固薬(医師が処方した場合)
- 圧迫ストッキング
- ゆったりした衣類
血栓予防の手順
症状を把握する
足や腕の腫れ、皮膚の赤み、触れると痛む、息苦しさ、胸痛、不整脈、失神、発熱や咳などの兆候があれば、すぐに医師へ連絡してください。
医師の指示に従う
医師は患者の状態を評価し、必要に応じてヘパリンやワルファリンなどの抗凝固薬を投与します。投与方法は点滴、注射、経口薬のいずれかです。
圧迫ストッキングを着用する
医師が処方した場合は、手術後すぐに圧迫ストッキングを着用しましょう。血流を促進し、血栓形成を抑えます。合わせて、ゆったりした衣類を選びましょう。
適度に体を動かす
入院中はできるだけ早く歩行や軽い運動を始めます。手術当日または翌日から、ベッドの側に座り、立ち上がり、少しずつ歩くことが推奨されます。自宅に戻ったら、指示されたエクササイズを継続してください。
日常生活での注意点
帰宅後もゆったりした服装と圧迫ストッキングを続け、塩分摂取を控え、膝の下に枕を置かないようにしましょう。ベッドの脚を4~6インチ(約10~15cm)上げると、脚の血流が改善します。1時間以上同じ姿勢で座ったり立ったりしないようにし、頻繁に姿勢を変えてください。怪我や打撲を避け、医師の指示どおりに薬と運動を継続することが重要です。
