ラップバンド手術の合併症
カリフォルニア大学医学センターによると、ラップバンド手術は胃バイパスなどの侵襲的な肥満手術に比べリスクが低いとされています。ただし、合併症が起こることがあり、必要に応じてバンドは除去できます。この手術はバンドで胃の容量を小さくするものです。
バンドに関する問題
- バンドがずれたり、胃壁に侵食したりすると、胃の外層が破壊されます。ずれた場合、胃ポーチが拡大したり、胃出口が閉塞したりします。また、ずれたバンドから腹腔内に液体が漏れ、感染を起こすことがあります。
消化器系の合併症
- 手術後に胃食道逆流や嘔吐、便秘、過剰なガス、腹部膨満、悪心、胃炎などの消化器症状が現れることがあります。
手術中の合併症
- 手術中に出血や近隣臓器(胃、食道、脾臓)の損傷が起こることがあります。これらの合併症が発生すると、腹腔鏡手術から開腹手術へ切り替える必要があり、リスクが高まります。
その他の合併症
- 脱水、嚥下困難、期待した体重減少が得られないことがあります。
重篤な合併症
- 胃が食道に突出する胃脱垂が起こることがあります。また、バンドずれの修正手術を繰り返すことでリスクが増大します。ラップバンドの合併症で死亡するケースは0.5%~1%です。
