鼠径ヘルニア手術の副作用
鼠径ヘルニアは、腹部の脂肪や小腸の一部が鼠径部近くの腹壁を通って突出する状態です。時間とともに大きくなる傾向があり、成人でも手術が必要になることがあります(小児や乳児は必ず手術が必要です)。手術には腹腔鏡下手術と従来の開腹手術があり、どちらにもリスクが伴います。
麻酔
腹腔鏡手術は全身麻酔が必要です。全身麻酔には、嘔吐や吐き気から血栓、脳卒中、心筋梗塞といった重篤な合併症までさまざまなリスクがあります。特に高齢者や既往症のある患者でリスクが高くなると報告されています。
再発
手術後にヘルニアが再発する可能性は両手術法ともに存在します。WebMDによれば、再発率はほぼ同等です。経験豊富な外科医、特に腹腔鏡手術を多数実施している医師に依頼することで、再発リスクを低減できるとされています。
感染症
切開部位の感染は稀ですが、約2%の患者で発生するとされています。感染が起きた場合は抗生物質での治療が必要です。
臓器・組織の損傷
手術中に精巣、膀胱、腎臓、神経、血管、太ももの大腿動脈などが損傷することがあります。これにより、太ももの痛みや瘢痕形成、男性不妊などの合併症が起こる可能性があります。
回復期間
手術後は痛みや不快感が生じることが多く、医師は鎮痛剤の使用と、数週間にわたり激しい運動や重い荷物の持ち上げを控えるよう指示します。適切な休養と薬の服用により、治癒が促進され、合併症のリスクが低減します。また、軽度の出血が見られることもあります。
