股関節リサーフェシングの概要と注意点
股関節リサーフェシングは、痛みを伴う股関節の球状関節を摩耗した部分だけ金属カップで覆う手術です。従来の人工股関節全置換に比べ、元の骨を多く残すことができ、比較的若い患者に適しています。
禁忌
- 骨粗鬆症や骨が薄く弱い状態の方は、股関節リサーフェシングの対象外です。
寿命(耐用年数)
- プラスチックと金属のインプラントは摩擦により、約15年で交換が必要になる可能性があります。特に活動的な患者では15年未満になることもあります。
対象年齢
- 従来の人工股関節置換よりも骨を多く残すため、40代・50代の比較的若い患者での使用に適しています。
手術の難易度
- 股関節リサーフェシングは技術的に高度で、専門的な研修を受けた外科医が必要です。
承認経緯
- 1970年代の技術では成功しませんでしたが、イギリスで改良が進み、2006年に米国FDAの承認を得ました。
