腹腔鏡子宮摘出術後3週間の切開部痛の原因は?

正常な組織治癒

手術後数週間は炎症反応が起こり、軽度の腫れや違和感が生じます。これは回復過程の一部で、時間とともに徐々に軽減します。

神経刺激

手術時の操作で切開部近くの神経が刺激され、鋭い刺すような痛みや焼けるような感覚が出ることがあります。多くは徐々に改善しますが、稀に数か月続くこともあります。

感染症

痛みの増強、発赤、腫脹、膿性または血清混合性の排出が見られる場合は感染の可能性があります。発熱や症状悪化があれば直ちに医師へ連絡してください。ACOGガイドラインでも、発熱や症状の悪化時はすぐに受診するよう推奨されています。

血腫

皮下に血液がたまり、局所的な圧迫感や痛みを引き起こすことがあります。多くは自然に吸収されますが、拡大したり強い痛みが続く場合は外科的に排除が必要です。

漿液貯留

切開部周囲に血清や血液がたまることで腫れと軽い痛みが出ます。通常は数日から1週間で自然に解消します。

縫合糸やステープル

縫合糸やステープル自体が刺激となり、皮膚が伸びるときや除去時に違和感を感じることがあります。

痛みが強くなる、発熱・発赤・排出がある、または通常の治癒期間を超えて痛みが続く場合は、早めに外科医またはかかりつけ医に相談してください。

子宮摘出術 - 関連記事