膝関節全置換術の合併症

膝関節全置換術は多くの場合成功しますが、術後に注意すべき合併症があります。以下に代表的なものとその症状、対処法をまとめました。

感染症

感染は最も深刻な合併症で、放置すると関節の除去や、最悪の場合は切断が必要になることがあります。

感染症の症状

  • 発熱
  • 関節部の熱感
  • 切開部からの悪臭や膿(濃く色が変わっている)
  • 切開部の赤みが広がる

上記の症状が見られたら、直ちに医療機関を受診してください。

人工関節の不具合

稀にインプラントが不良を起こし、関節がずれたり機能しなくなることがあります。原因はセメントがはがれる、またはプロテーゼの破損などです。

  • 激しい痛み
  • 不安定感や脱臼感
  • 腫れや変形

これらの症状が出たら速やかに整形外科医に相談してください。

感覚障害(しびれ)

手術中に大きな神経が切断されることがあり、下腿部の一部に一時的または永続的なしびれや感覚喪失が起こります。

しびれが長期間続く場合は医師に診てもらいましょう。

周囲組織の損傷

どれほど熟練した外科医でも、筋肉、腱、靭帯などの周囲組織を損傷するリスクはあります。損傷が起きると永久的な機能障害や追加手術が必要になることがあります。

術後の異常を早期に発見し、適切な治療を受けることが回復の鍵です。

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