膝関節置換術後、なぜ歯科治療で抗生物質が必要なのか?

歯科治療前に抗生物質が処方される理由

膝関節置換術(人工膝関節)を受けた方は、特定の歯科処置を受ける際に感染予防のため抗生物質を投与されることがあります。特に免疫機能が低下している人や、感染リスクが高い基礎疾患を持つ患者が対象です。

口腔内の細菌が血流に乗るリスク

歯科治療中には、口腔内の細菌が血流に入りやすくなります。その細菌が全身へ運ばれ、人工関節部位に付着すると、関節内感染(人工関節感染症)を引き起こす恐れがあります。人工関節は体内に異物として存在するため、感染が起きると治療が極めて難しく、重篤な合併症につながります。

予防的抗生物質投与の目的

このようなリスクを低減するため、歯科医師や担当医は治療前に抗生物質を投与することがあります。これにより、血流に混入した細菌が人工膝関節に到達するのを防ぎ、関節置換術の長期的な成功率を保つことが期待されます。

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