手術予約後に必要な治療とケアとは?

前立腺とは

前立腺は男性の生殖系に属する付属器官で、膀胱のすぐ下に位置し尿道の基部を取り囲んでいます。前立腺がなくても日常生活は可能ですが、排尿や精液の産生に関与しています。

前立腺手術の概要

前立腺手術は、前立腺肥大、慢性前立腺炎、前立腺がんなどさまざまな疾患に対して行われます。代表的な手術には、経尿道的前立腺切除術(TURP)や、前立腺全摘術(前立腺摘除術)があります。

痛みを和らげる体位

手術後は体位が痛み軽減に重要です。仰向けで横になると体重が骨盤全体に均等に分散され、前立腺周辺の神経がリラックスします。座位が必要な場合は、前立腺クッションを使用すると神経への圧迫が軽減され、痛みが和らぎます。

膀胱トレーニング

手術後に尿失禁を訴える男性もいます。女性のケーゲル体操に相当する男性用骨盤底筋トレーニングを行うことで、膀胱のコントロールが向上し、咳やくしゃみ、日常動作時の尿漏れを防ぎやすくなります。

服薬について

術後の痛み管理には鎮痛剤が処方されます。また、便秘は手術部位への圧力となり痛みや腫れを悪化させるため、下剤や食物繊維の摂取が推奨されます。がん手術後はがん細胞の増殖抑制薬や、コレステロール低下を目的としたスタチンが処方されることがあります。スタチンは前立腺がんの再発リスクを約30%低減すると報告されています。

術後のフォローアップ

医師ごとに指示は異なるため、術後の定期受診は必須です。検査や診察を通じて回復状況を確認し、必要な指示や追加治療を受けます。

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