舌神経減圧の顕微外科手術
舌神経損傷
舌神経は下顎の近く、頬の内部に位置し、舌の後部2/3の味覚と感覚を司ります。奥歯や親知らずの抜歯、または奥歯のクラウンや詰め物の処置中に、誤って舌神経が損傷することがあります。麻酔針の誤った挿入でも神経が傷つくことがあります。神経が圧迫されると、舌や下顎にしびれ、チクチク感、疼痛が生じます。
顕微外科的介入
顕微手術により、外科医は神経に直接アクセスし、圧迫を除去したり、損傷部位を修復したりできます。即効性はありませんが、外傷からの回復を促し、神経の再生を助けます。
2009年12月に「Journal of Oral and Maxillofacial Surgery」に掲載された研究では、222例の舌神経損傷患者のうち90%が感覚の改善または完全回復を示しました。
考慮すべき要因
同研究によると、損傷から3〜6か月以内に手術を行うと成功率が高く、45歳未満の患者で特に効果的でした。
顕微手術は比較的侵襲的であり、必ずしも第一選択ではありません。歯科医や口腔外科医は、ステロイド投与、局所薬、神経ブロック、三環系抗うつ薬、膜安定薬など、より低侵襲の治療法も提供します。舌神経の持続的な痛みやしびれがある場合は、口腔外科医に相談し、最適な治療方針を検討してください。
