膀胱手術の種類と選択肢

膀胱の手術は避けられないケースがあります。特に尿失禁で、薬物療法やリハビリなどの他の治療が効果を示さない場合、手術が最終的な選択肢となります。手術の種類によって回復期間は異なり、従来型スリング手術のように入院が必要なものもあります。担当医と十分に相談し、手術の選択肢や術後の経過について理解しておきましょう。

早期膀胱がん

  • 腫瘍が膀胱壁に達していない場合、腫瘍だけを切除する手術や、膀胱の一部と腫瘍を同時に切除する手術が行われます。

浸潤性膀胱がん

  • がん細胞が膀胱壁に浸潤している場合、膀胱全摘が必要になることがあります。その後、人工膀胱や尿路外科的手術など、尿の排泄方法を確保する二次手術が行われます。

テンションフリースリング

  • 合成素材の細長い帯を用いて尿道を閉じ、尿失禁を改善する手術です。張力をかけずに固定するため、術後の違和感が少ないとされています。

調整可能スリング

  • 術後にスリングの張力を調整できるタイプです。患者さんの症状に合わせてサポートレベルを変更できるため、個別化された治療が可能です。

従来型スリング

  • スリングを膀胱頸部にループさせ、腹壁に固定します。素材は合成繊維、動物組織、または自家組織が使用されます。

膀胱頸部吊り上げ手術

  • 膀胱頸部と尿道に追加の支持を与えることで、尿失禁を防止します。スリングと同様に、腹壁や骨盤の組織を利用して固定します。

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