腎臓結石のレーザー治療とは?

腎臓結石は古代から人々に苦痛を与えてきました。ベンジャミン・フランクリンもこの病に悩まされたことが記録に残っていますが、今日ではレーザーを用いた高度な治療法が利用可能です。

治療の選択肢

腎臓結石の除去には主に3つの治療法があり、そのうち2つはレーザー技術を使用します。3つ目はレーザーを使わず、衝撃波を利用した方法です。

国立腎臓財団によれば、結石の90%以上は自然に排出されますが、感染、閉塞、または結石が大きすぎて自然排出できない場合は医療的介入が必要です。その際にレーザー治療が重要な選択肢となります。

尿管鏡下レーザー破砕術(Ureteroscopy)

レーザーリトトリプシーとも呼ばれるこの手術は、尿管鏡という細長い装置を用いて尿管内を観察しながら結石を破砕します。尿管鏡には小型カメラと光源、さらにレーザー光ファイバーが組み込まれており、結石を粉砕するか、先端に小さなバスケットを備えたワイヤーで結石を回収します。全身麻酔下で行われ、手術時間は1〜3時間、入院は不要です。

経皮的腎石摘出術(PCNL)

Percutaneous Nephrolithotomy(PCNL)は、最も侵襲的なレーザー治療です。背部に小さな切開を加え、腎鏡(ネフロスコープ)を皮下に挿入して腎臓内の結石に到達します。レーザーで結石を細かく砕き、尿と共に排出しやすくします。大きく硬い結石に対して主に適用され、全身麻酔が必要で、入院は1〜2日、術後は中等度の痛みが予想されます。

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

この方法はレーザーを使用せず、体外から衝撃波を結石に集中させて破砕します。正式名称は体外衝撃波リトトリプシー(Extracorporeal Shock Wave Lithotripsy)で、結石を小さな破片に砕くことを目的としています。従来は水槽に浸した状態で行われましたが、最新機器では患者はテーブルに横たわるだけで施術が可能です。

治療選択時の留意点

泌尿器科医のフランシス・リー博士は、ESWLが生殖機能に与える影響について警鐘を鳴らしています。「未受精卵や卵巣へのダメージの可能性が指摘されており、男性では精子の質が著しく低下することが報告されています。」と述べています。

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