基本的な分類

鉗子は大人用と小児・乳児用の2つに大別されます。また、止血鉗子(ヘモスタット)と呼ばれることもあります。

小児用鉗子

小児用鉗子はサイズが小さく軽量で、非常に繊細な操作が可能です。これにより、幼児や新生児の微細な組織を安全に扱うことができます。

外科用鉗子

成人の外科手術で主に使用される鉗子には、骨保持鉗子、動脈鉗子、組織鉗子(Allis 鉗子やAdson 鉗子など)があり、各部位の固定や止血に用いられます。

特殊用途の鉗子

耳用鉗子は内耳のデリケートな組織を正確に操作でき、眼科用鉗子は眼球や周囲組織を安全に保持・移動させるために設計されています。

産科用鉗子

産科医は緊急時に胎児の分娩を補助するために産科用鉗子を使用します。帝王切開が不可能な状況でのみ、慎重に使用されます。

豆知識

心臓外科医が使用する動脈鉗子の有名メーカーとして、Wertheim‑Cullen、Providence Hospital、Hartmann などがあります。