心臓弁手術後の自宅での運動指導
心臓弁の修復または置換手術を受けた後は、日常生活への復帰や運動を始める際に注意が必要です。医師の指導のもと、適度な運動を行い、通常の活動を徐々に再開できます。完全に回復し、通常の感覚が戻るまでには、約4〜6週間かかります。
運動
手術後は体を動かすことが回復に役立ちますが、無理は禁物です。最も手軽な運動は、食卓のセッティングや掃除、洗濯物をたたむといった日常の家事です。これらの動作で筋肉を少しずつ使い始めましょう。カリフォルニア大学心臓胸部外科医学部によると、階段の昇降は問題ありませんが、手術直後は避け、手すりをしっかり握りながら、違和感があればすぐに休んでください。散歩も有効です。最初は短い距離から始め、徐々に時間と距離を延ばしましょう。体調が悪くなる恐れがある場合は、住宅街のブロック内など、すぐに戻れる範囲で歩くことをおすすめします。
留意点
肩の高さ以上に腕を上げ続けるような運動は避けてください。また、胸に痛みや引っ張り感が出る動作(例:後ろに手を伸ばすなど)も控えましょう。重いものを持ち上げることは推奨されません。術後約3か月は5〜7ポンド(約2.3〜3.2kg)以上の重量は持ち上げないようにしてください。活動と休息のバランスを取り、疲労を防ぎ、十分な睡眠を確保することが重要です。
