尿失禁の外科的処置

尿失禁は多くの人にとって恥ずかしい症状です。さまざまな原因で異なるタイプの失禁が起こります。ストレス性尿失禁は、咳やくしゃみなどの動作で少量の尿が漏れる状態で、出産や妊娠による筋肉の緩みが原因となることが多いです。また、過活動膀胱や括約筋の弱化も原因となります。

診断

  • 手術を検討する前に、まず問題の原因を特定することが重要です。失禁が起きる状況や頻度を医師に伝え、すべての原因が手術を必要とするわけではありません。診察前に失禁のエピソードを記録しておくと、適切な診断に役立ちます。

    医師は血液検査や尿検査を行い、感染症が原因でないか確認します。結果に基づき治療方針を決定します。尿路や膀胱の感染症は手術不要で、早期に治療すべきです。

適切な治療法

  • 検査・診察で原因が明らかになったら、最適な治療法を選択します。手術は他の治療で効果が得られなかった場合に限ります。まずは生活習慣の改善や理学療法、膀胱トレーニングを試みます。

    薬物療法や理学療法が効果がない場合、手術が提案されます。尿道括約筋が弱いと判断された場合は、人工括約筋の埋め込み手術が行われます。装置は自然括約筋を囲み、皮下に設置したバルブで開閉を制御し、排尿時に開くようにします。

    ストレス性尿失禁の場合は、スリング手術や膀胱頸部懸垂術が選択肢となります。これらの手術は咳やくしゃみで尿道が閉じるようにサポートし、尿漏れを防ぎます。

    手術を決断する前に、医師とすべての選択肢を検討してください。理学療法や膀胱トレーニングが大きく効果を示すことがあります。できるだけ低侵襲の方法から始め、手術は最終手段としましょう。

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