帝王切開と同時にお腹のタック手術は可能?
C-タック(帝王切開と同時に行うお腹のタック手術)
妊娠により皮膚、腹壁筋、筋膜が伸び、平らだった腹部がゆがむことがあります。回復には妊娠回数や体重増加、個々の治癒力が関与します。見た目と体調を整えたい女性の中には、帝王切開と同時にタック手術(腹部形成術)を検討する人もいます。
タック手術と帝王切開のリスク
タック手術は伸びた筋肉や過剰な組織を除去し、腹部を元の形に戻す手術です。帝王切開と同時に行う場合、外科医は術中に損傷した組織しか把握できず、産後の皮膚量や筋肉の張り具合を予測できません。そのため、除去すべき皮膚量や締め付けの強さが「推測」に頼ることになり、結果に保証はありません。
さらに、傷口合併症や血栓、致命的な肺塞栓症(血栓が肺に届く)といったリスクが増大します。妊娠中もタック手術も血栓リスクがあるため、二つを重ねると重大な合併症を引き起こす可能性があります。
マンハッタンの整形外科医、スティーブン・ウォラッジ医師は、帝王切開後は最低でも6か月から1年、栄養バランスの取れた食事と定期的な運動で体を整えてからタック手術を検討すべきだと述べています。
感染症リスク
腹部形成術は感染症のリスクが伴いますが、帝王切開後に同時に行うとリスクはさらに高まります。帝王切開では腹部が開かれ、内部の体液や空腔が露出するため、感染の可能性が大幅に上昇すると、スコット・ミラー医師(DocShop.com)は警告しています。
再妊娠とタック手術
将来再び妊娠する予定がある女性には、タック手術は推奨されません。ビバリーヒルズの整形外科医、ブレント・モエレケン医師によれば、再妊娠した場合は腹筋や組織が再び伸びるため、手術の効果は失われますが、胎児に直接的な危険はありません。ただし、出産を終えるまで手術は控えるべきです。
結論
帝王切開と同時にタック手術を行うことは技術的には可能ですが、除去すべき皮膚量や筋肉の締め付けを正確に判断できない「盲目的」な手術となり、合併症や血栓リスクが著しく増加します。もしタック手術を選択する場合は、子供をもう産む予定がなく、体が十分に回復した後に行うことが重要です。再び妊娠すると手術の効果は元に戻り、実質的にやり直しになる点にも留意してください。
