外科手術で医師へ器具を安全に渡す手順

外科手術において、手術テクノロジスト(手術室看護師)の重要な役割のひとつは、外科医に対して手術器具を正確かつ安全に渡すことです。無菌状態を保ちつつ、迅速で正確な受け渡しが患者・医師・スタッフ全員の安全につながります。

手術器具受け渡しの手順

  1. 無菌状態の確認と準備:器具が滅菌され、所定の位置に配置されていることを確認します。また、手術前に適切に手洗い(スクラブ)し、無菌技術に則って手袋を装着してください。
  2. 器具の把持:医師が指示した器具を、利き手で中部(ハンドルの中央付近)をしっかりと握ります。握りは安定させつつ、指先で微調整できるようにします。
  3. 器具の渡し方:ハンドル側を向け、医師の手に直接握りやすい形で渡します。器具が滑らないように、しっかりと固定した状態で手渡し、医師が確実に受け取れたことを確認します。
  4. 使用後の回収と次の指示待ち:医師が器具の使用を終えたら、同様に利き手で回収し、清潔なトレイや所定の位置に戻します。その後、次の器具の指示があるまで待機します。

上記の手順を繰り返し練習することで、手術中の器具受け渡しがスムーズになり、手術全体の安全性と効率が向上します。

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