前立腺レーザー手術後の問題点と対策

概要

前立腺肥大の手術には、従来の侵襲的手術と新しく開発されたレーザー手術があります。各手術にはそれぞれ利点と回復期に起こり得る問題がありますので、医師と十分に相談したうえで選択することが重要です。

事実

レーザー手術は、肥大した前立腺の体積を減らすことを目的としています。使用されるレーザーの種類は異なりますが、共通の目標は過剰な組織を除去し、頻尿、尿路感染、腎機能障害といった症状を軽減することです。手術後に起こり得る主な問題は、排尿障害と勃起不全です。

排尿に関する問題

手術後に排尿障害が生じることがあります。手術後1週間以上カテーテルが必要になるケースがあり、カテーテルは尿路感染のリスクを高めます。また、尿道付近に瘢痕が形成されると狭窄が起こり、尿の流れが制限されたり、完全に閉塞することがあります。

勃起機能・生殖機能の問題

レーザーが前立腺近くの神経を損傷する可能性は低いものの、まれに勃起不全が起こることがあります。さらに、逆行性射精(精液が膀胱に逆流する)になることがあり、これは無痛で健康に害はありませんが、子どもを持ちたいカップルにとっては妊娠の妨げとなります。

治療法

排尿障害に対しては、尿路感染があれば抗生物質で治療し、尿道狭窄があれば診療所での簡単なストレッチングで改善できます。勃起不全は、血流を改善する薬剤(PDE5阻害薬など)から始めます。逆行性射精で妊娠を希望する場合は、体外受精などの補助生殖技術で膀胱内の精液を回収し、パートナーに受精させることが可能です。

考慮すべき点

レーザー手術は侵襲性の高い手術に比べ、出血リスクが低く、回復期のカテーテル使用期間も短く済みます。勃起障害のリスクも低いとされていますが、再手術の必要性がやや高くなる点は留意が必要です。

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