手術後の創傷ドレッシング交換手順
必要なもの
- ステーションまたはローリングカート
- 石鹸
- ペーパータオル
- 滅菌手袋
- ジップバッグ
- 注射器
- 生理食塩水
- ガーゼ
- 小さなトレイ
- 医療用テープ
- はさみ
手順
準備
自宅に戻る前に創傷ドレッシング用品を十分に用意しておきます。医師からはドレッシング交換の頻度(1日1回から数回)やアフターケアの書類、緊急連絡先が渡されます。友人や家族に必要な物品を揃えてもらい、ベッドサイドや腹部・下腹部の手術後は特にローリングカートを設置すると便利です。
手を洗います。指や手首のアクセサリーはすべて外し、温かい流水で石鹸を使い15〜30秒しっかり洗浄し、清潔なペーパータオルで乾かします。
滅菌手袋を装着します。手洗い直後にすぐ装着し、手袋にラテックスや粉がアレルギーがある場合は、非ラテックス・無粉手袋を選びます。
古いドレッシングのテープ端を慎重に持ち上げ、皮膚からゆっくりと剥がします。剥がしたドレッシングはジップバッグに入れます。もしガーゼが創面にくっついている場合は、生理食塩水を注射器で浸し、湿らせてから取り除きます。
手袋を交換します。古い手袋はジップバッグに入れて処分し、新しい滅菌手袋で次の作業を行います。
新しいドレッシングの適用
清潔なガーゼを小さなトレイに入れた生理食塩水に浸し、湿らせます。化学薬品は皮膚のデリケートな縁を傷つけるため使用しません。湿ったガーゼで創面の乾いた血液や汚れを優しく拭き取り、液体が自然に流れ落ちるのを待ちます。深い創傷の場合は注射器で洗浄しますが、方法は必ず医師の指示に従ってください。創面が開いた場合は直ちに医師に連絡し、再縫合が必要か確認します。
新しいドレッシングを創面に優しく置きます。折りたたんだガーゼを強く押し付けないようにし、必要なら医師の指示のもとで詰め込み(パッキング)を行います。数層のガーゼをテープで固定し、水や汚れが下に入り込まないようにします。
作業後はドレッシングステーションと手を再度清掃します。使用した古いドレッシング、テープ、手袋はジップバッグに入れ、しっかり密封し、二重に袋詰めして外部のゴミ箱へ捨てます。使用済みの生理食塩水も同様に処分します。最後に再度温かい石鹸水で手を15〜30秒洗い、清潔にします。この手順はドレッシングを交換するたびに繰り返します。
