頸動脈内膜摘出術における縫合技術
切開
手術前に頸部神経ブロックを行い、胸鎖乳突筋の前縁に長さ4〜5cmの切開を加える。筋と内頸静脈を牽引して頸動脈を露出し、黄色く変色した圧迫できない動脈壁でプラーク位置を確認する。
動脈硬化性頸動脈の切除
プラーク部位を特定したら、頸動脈の端部間で5〜10mmの切除を実施する。プラーク除去後、総頸動脈と内頸動脈を連続縫合で結合する。外膜は極めて薄いため、ポリプロピレン糸を用いる。
補強術(必要に応じて)
重症例では、脚の大伏在静脈を採取し、頸動脈の補強や再建に使用することがある。
術後の結果と留意点
頸動脈内膜摘出術は再狭窄の発生率が低く、血流乱れや血栓、脳卒中といった合併症のリスクを抑制できる。
