成人の扁桃摘出手術について

種類

扁桃摘出術には主に3つの方法があります。焼灼(カートリッジ)法は扁桃を焼いて除去します。外科的切除法はメスやワイヤーソーで扁桃を切り取り、縫合します。電気焼灼法はメスで切除した後、縫合の代わりに熱で創を閉じます。レーザー手術は比較的新しい方法ですが、喉の狭い空間に近接するため、賛否が分かれています。

機能・適応

成人が扁桃摘出術を受ける主な理由は次のとおりです。先天的な奇形や扁桃が過大になり、呼吸・睡眠・嚥下に支障をきたす場合。頻繁に扁桃炎を繰り返し、体への負担が大きい場合。重症の扁桃炎から起こる扁桃周囲膿瘍(ペリトンシラ膿瘍)を予防・治療するための場合です。

留意点

手術で扁桃や咽頭扁桃(アデノイド)の一部が残っていると、組織が再生し再発する可能性があります。ただし、再生率は低く、再び症状が出ることは稀です。

回復期間

成人の回復期間は概ね2〜6週間です。手術後は最低1週間は仕事を休む必要があります。固形食は痛みや医師の指示により、最低2週間は控えることが一般的です。手術は日帰りが多く、意識が戻り次第退院できます。術後は抗生物質と鎮痛剤が処方されます。

注意事項

手術当日は、病院への往復や帰宅の際に他の人に同行してもらうか、タクシーを利用してください。麻酔の影響で運転は非常に危険です。

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