手術室における基礎スキル
手術室の安全と即応性を保つためには、基本的なスキルを正確かつ一貫して実施することが不可欠です。循環看護師やスクラブ看護師は、手術中に様々な役割を担い、外科医や他のスタッフをサポートします。
適切な服装の着用
手術室の専門スタッフは、汚染防止のために常に手術帽、マスク、スクラブを着用します。手術帽は髪の毛が器具や創傷に入るのを防ぎ、マスクは細菌の拡散を抑えます。これによりHBVなどの感染リスクを低減できます。
手術室の滅菌
手術室では滅菌が最優先です。手洗い後、家具や設備を消毒液で拭き、上部のキャビネットから下部のテーブルへと順に清掃します。これにより空中に浮遊する微生物が沈降しやすくなります。また、床は濡れた掃除機で吸引し、清掃中に家具の位置を調整します。
機器の設置と点検
緊急時に時間ロスを防ぐため、照明、手術台、吸引装置などが正常に作動し、安定した位置にあることを確認します。備品キャビネットの在庫もチェックし、必要に応じて早めに補充します。手術内容を事前に把握しておくことが重要です。
手術器具と備品の準備
外科医や看護師がすぐに使用できるよう、切開・解剖・縫合用の器具やスポンジ、針などを手術台に配置します。必要な備品が不足すると手術の安全性が損なわれるため、予定手術を把握し、適切に準備します。
