EP検査とカテーテルアブレーション:期待できることと流れ

EP検査とは

心臓の不整脈が疑われると、原因を特定するために「電気生理学検査(EP検査)」が行われます。検査結果に基づき、カテーテルアブレーションなどの治療法が提案されます。

検査前の準備

検査当日は深夜0時以降の飲食は禁じられます(医師の指示で薬は少量の水と共に服用)。海産物や造影剤、ヨウ素にアレルギーがある場合、妊娠の可能性、抗凝固薬の使用、出血傾向、糖尿病などは必ず医師に伝えてください。

事前に行う検査

血液検査、X線、心電図などが実施されます。検査中は意識があり、メガネや補聴器、入れ歯の装着が可能です。鎮静剤が投与され、点滴と膀胱カテーテルが装着されます。安全のため、血圧は常にモニタリングされます。

検査手順

まず鼠径部に局所麻酔を行い、静脈と動脈にそれぞれシース(プラスチックチューブ)を挿入します。その後、柔軟なカテーテルを心臓まで進め、X線で位置を確認しながら不整脈を誘発します。必要に応じて電気ショックで不整脈を止めることも可能です。全工程は約1〜3時間で、痛みがあればすぐに医師に伝えてください。

カテーテルアブレーション

EP検査の結果、アブレーションが必要と判断された場合は、同じ検査室で行われます。高エネルギーの電波や冷却・加熱で不整脈の原因となる心筋組織を焼灼し、異常な電気伝導を遮断します。必要に応じて複数部位を処置し、最後にカテーテルを抜去します。

検査後のケア

検査後は血圧を2〜3時間観察し、穿刺部位に腫れやあざができることがあります。アブレーションを受けた場合は、一晩入院して経過観察します。自宅へ帰る際は必ず誰かに送迎してもらい、術後7日間は激しい運動を避け、穿刺部位やアブレーション部位をこすらないようにしてください。

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