第三期中絶の手順と方法
子宮拡張掻爬術(D&C)
妊娠13〜15週が対象となる手術です。子宮頸部を拡張し、掻爬器で胎盤や胎児組織を除去します。第三期に適用する場合は、胎児が極小であるか胎盤腫瘍の場合に限られます。
子宮拡張吸引術(D&E)
第二期から第三期にかけて使用できる手術で、先に合成拡張子具で頸部を拡張し、カニューレや掻爬器、鉗子で組織を除去します。
誘導中絶
第二期・第三期に稀に行われる方法で、塩水、尿素、カリウム溶液やプロスタグランジンを子宮内に投与し、頸部が完全に拡張した状態で胎児を排出させます。母体への薬剤漏出による出血や痙攣のリスクがあります。
子宮拡張抽出術(D&X)
第三期専用の最も侵襲的な手術です。頸部拡張は手術2日前に開始し、破水後に胎児を胎道から外に引き出し、頭部の基底部に吸引カテーテルを挿入して脳液を除去し、頭部を収縮させます。母体の精神的影響も報告されています。
薬剤による中絶は不可
第三期では薬剤による中絶は利用できません。緊急避妊薬が有効なのは妊娠9週までです。
