前立腺生検のリスクと対処法

前立腺がんが疑われる男性に対し、医師は前立腺生検を実施します。内視鏡や針を直腸、陰茎、または陰嚢と肛門の間の皮膚(会陰)から挿入し、前立腺の一部組織を採取します。主なリスクは軽度の出血、感染、痛みで、尿路障害が起こることもあります。

精液中の血液

メイヨークリニックの資料によれば、前立腺針生検を受けた男性の約半数が、精液にピンクがかった色調(少量の血液混入)を確認します。これは、生検時に針が前立腺周辺の小血管を損傷するためです。血管は通常すぐに回復し、2か月以内に精液の色は正常に戻ります。

痛み

医師は生検部位に局所麻酔を施しますが、麻酔が切れると生検部位周辺に軽い疼痛や不快感が生じます。通常は軽度で短時間で収まりますが、痛みが持続したり耐え難い場合は速やかに医師へ相談してください。

手術部位の出血

前立腺からの軽い出血に加えて、針や内視鏡を挿入した部位からの出血が見られることがあります。尿や便に少量の血が混じることがあり、数日で自然に止まります。ワルファリンやジゴキシンなど抗凝固薬を服用している場合は、手術前後に中止する必要があります。出血が多量で止まらない場合は医師に連絡してください。

感染症

針生検は低侵襲ですが、感染リスクはゼロではありません。発熱、陰茎からの異常分泌物、下腹部や性器の腫脹が見られたら感染の可能性があります。メイヨークリニックは、重篤な感染はまれであると報告しています。

排尿障害

生検後に排尿が困難になったり、尿時に激しい痛みを感じた場合は直ちに医師に連絡してください。尿道が損傷している場合、カテーテル留置が必要になることがありますが、これは稀です。

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