妊娠中に指圧を安全に活用する方法
指圧は、手や拳で体の特定のツボを押すことで痛みを和らげる療法です。妊娠中の女性は、妊娠・出産時の痛み緩和や、分娩前に胎児の姿勢を整える目的で指圧を活用できます。
指圧の基本的な手順
- ツボへのしっかりとした圧迫
親指や拳でツボを見つけたら、指先が軽く痛む程度に圧力をかけ、5分程度保持します。圧迫しながら軽くマッサージすると、部位が温まり、うずきやピリピリした感覚が得られます。
- つわり緩和のためのP6ツボ
妊娠初期のつわりに効果的なP6(内側手首)ツボは、手首の内側で手のひら側から約3本分上の位置にあります。そこを軽く押すと吐き気が和らぎます。
- 手のひらのツボでエンドルフィンを分泌
手のひらと指の間のしわに、コームの歯先を当てて軽く押すと、エンドルフィンが放出され、エネルギーが高まり痛みが軽減します。この方法は陣痛時の収縮痛緩和にも有効です。
- 早産リスクのあるツボは避ける
妊娠37週未満では、すね、肩、臀部、親指と人差し指の間などのツボは刺激しないようにしてください。これらのツボは強い子宮収縮を誘発し、早産の危険があります。
