|  | 健康と病気 >  | 代替医療 | 指圧

大動脈・大腿動脈バイフェモラルバイパスとは

概要

大動脈・大腿動脈バイフェモラルバイパス手術は、心臓から全身へ血液を送る大動脈の狭窄や閉塞部位を迂回し、血流を大腿動脈へ直接つなげる外科手術です。主に、下肢の血管が狭くなり血流が不足する末梢動脈疾患(PAD)の治療に用いられます。PADは足の痛み、痙攣、しびれ、筋力低下などの症状を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高めます。

手術の流れ

手術は全身麻酔下で行われ、外科医は鼠径部に切開を加えて大動脈と大腿動脈を露出させます。次に、合成素材でできたチューブ(人工血管)を大動脈と両側大腿動脈に縫合し、狭窄部位を迂回させます。人工血管は縫合糸で固定され、切開部は縫合またはステープラーで閉じます。手術後は数日間入院し、回復を観察します。

回復とリハビリ

手術後は数週間安静が必要です。歩行補助具(松葉杖やウォーカー)を使用し、激しい運動は避けます。医師からは切開部のケア方法や、徐々に活動量を増やすための具体的な指示が与えられます。多くの患者は数か月で日常生活に復帰でき、症状の改善と心筋梗塞・脳卒中リスクの低減が期待できます。

主なリスク

大動脈・大腿動脈バイフェモラルバイパスは大規模手術であり、以下のような合併症のリスクがあります。

  • 出血
  • 感染症
  • 血栓形成
  • 下肢の神経や血管の損傷
  • 腎不全
  • 死亡

合併症の発生率は患者の全身状態やPADの重症度に左右されます。手術を受ける前に、担当医とリスクについて十分に相談しましょう。

指圧 - 関連記事