虫歯の家庭療法と予防のポイント
小さな歯のひとつが虫歯になると、激しい痛みや不快感に悩まされます。虫歯は予防が最善の対策で、生活習慣を少し変えるだけでリスクを大幅に減らせます。すでに痛みがある場合は、歯科医を受診するまでに自宅でできる痛み緩和法をご紹介します。
ストローと間食
- 炭酸飲料やフルーツジュースなど酸性・糖分の多い飲み物は歯を蝕みやすいです。デビッド・S・ハルパーン歯科医は、ストローを使って液体を直接喉に流すことで歯への接触を減らすことを推奨しています。
- 間食をした後に歯を磨かないと、砂糖が口内に残り虫歯が進行します。バリー・デイル歯科医は、砂糖が口に入った瞬間から虫歯が始まると指摘しています。甘いものを食べたらすぐにブラッシングする習慣をつけましょう。
チーズ・ガム・爪楊枝
- 熟成チーズはカルシウムとリン酸塩が豊富で、エナメル質に保護層を形成します。ラルフ・バーグス歯科医の研究によれば、チェダーやグリュイエール、ゴーダ、エダム、プロボローネなどの熟成チーズを食後に摂ると虫歯予防効果が期待できます。
- 食後20分以上、キシリトール配合の無糖ガムを噛むと、虫歯菌の増殖を抑え、唾液分泌を促進して口内を洗浄します。ハルパーン歯科医も同様に推奨しています。
- 食べかすが歯間に残ったら、爪楊枝で慎重に取り除きましょう。細菌が増える前に食べかすを除去すれば、虫歯のリスクを低減できます。
ワックスで仮の詰め物
- 詰め物が外れた、または虫歯が露出した場合、冷たい・熱い飲食で痛みが出ることがあります。ウィスター・パイスト歯科医は、誕生日ケーキのロウを小さく割り、温めて柔らかくしたものを患部に押し付け、仮の詰め物として使用する方法を提案しています。噛むことができる柔らかい素材は他にもありますが、ガムのように刺激が強いものは避けてください。
鎮痛剤と温湿布
- 温かいタオルを巻いたペットボトルを顎や痛みのある部位に当てると、血行が促進され痛みが和らぎます。
- 市販の解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン、イブプロフェンなど)を服用して痛みを抑えることも有効です。
- 強い痛みや腫れが続く場合は、感染が進行し膿瘍になる恐れがあります。できるだけ早く歯科医の診察を受けてください。
