リコポディウム(ヒコウチ)の効能とは?
リコポディウム(学名: Lycopodium)は、北米とヨーロッパ原産の常緑植物で、古くから痛風や消化器系疾患、腎臓結石、むくみの治療にホメオパシー薬として用いられています。
適応症
- 便秘、膨満感、吐き気、胸やけ、痔核出血などの消化器症状
- 前立腺肥大や尿中の血液
- 乾癬やネトル疹などの皮膚刺激
がん治療への可能性
2007年にAsian Pacific Journal of Cancer Preventionに掲載された研究では、リコポディウムがマウスの肺腫瘍結節の形成を抑制したことが示されました。研究者は、リコポディウムを含むホメオパシー薬が遺伝子の活性化・抑制に関与すると考えています。
不安症状への効果
パフォーマンス不安や、夜尿を伴う不安を抱える子どもに対して、リコポディウムが有用である可能性があります。
調製方法
胞子は夏に植物の穂を切り取り、振って収集します。その後、アルコールに1週間以上浸漬し、濾過してチンキを得ます。
その他の利用法
燃焼性が高いため花火に使用されたり、胞子の防水性を利用して錠剤の外被として使われたりします。
