膵臓酵素置換療法のメリット

膵臓はインスリンやグルカゴンといったホルモンを分泌するだけでなく、タンパク質・炭水化物・脂肪の分解を助ける消化酵素も分泌します。膵臓から十分な酵素が分泌されない(膵機能不全)場合、膵酵素置換療法が必要です。

原因

  • 膵炎(急性・慢性)による膵機能不全。原因としては、嚢胞性線維症、セリアック病、クローン病、全身性エリテマトーデス、胆石、過度のアルコール摂取、糖尿病、腹部外傷などがあります。

症状

  • 腹部の疼痛や膨満感、ガス、消化不良、食物の吸収不良(便に未消化物が残る)、体重減少、ビタミン欠乏、脂肪便(油っぽく臭い軟便)などが見られます。

治療法

  • 新鮮な豚膵臓から抽出した膵酵素(パンクレアチン)または、ベジタリアン向けに真菌由来の酵素製剤が処方され、酵素分泌を補い症状を緩和します。

投与量

  • 一般的な推奨量は、食事の直前に 200〜600 mg を、1 日 3 回服用します。食事前の空腹時に 10〜20 分前に服用すると、炎症の軽減にも効果があります。

利点

  • 膵機能不全の有無に関わらず、消化が改善されます。また、血栓性静脈炎、関節リウマチ、腱炎、スポーツ外傷などの治療にも有効とされています。

代替レメディ - 関連記事