多発性筋痛症の自宅での対策
多発性筋痛症は全身に痛みとこわばりをもたらす炎症性疾患です。朝や長時間座ったままの状態の後に、特に首・肩・股関節の可動域が著しく低下し、関節や筋肉が硬くなることがあります。以下では、日常生活で実践できる対策をご紹介します。
識別
米国リウマチ学会によれば、多発性筋痛症は主に高齢者に発症し、診断時の中央値は約70歳です。女性の方が男性よりも罹患しやすいとされています。低用量のコルチコステロイドが標準治療で、症状は比較的速やかに改善しますが、在宅でできるセルフケアも重要です。
食事
マヨ医学財団は、抗炎症作用のある食材を中心とした食事を推奨しています。オメガ‑3 脂肪酸が豊富なサーモン、マグロ、サーディン、ニシンなどの魚類は関節や筋肉の炎症を抑える効果があります。さらに、オリーブオイルを使ったサラダや、チェリー、ブルーベリー、ウコン(ターメリック)などの抗酸化食品も積極的に取り入れましょう。塩分・糖分・アルコールは控えめにすることが望ましいです。
運動
定期的な低負荷運動は筋肉の柔軟性を保ち、こわばりを防ぎます。ウォーキングや水泳といった有酸素運動や、毎日のストレッチを取り入れると効果的です。運動に慣れていない方は、無理のない範囲から始め、医師と相談しながら徐々に負荷を上げていくことが大切です。
市販薬
症状が軽度の場合、アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)で痛みをコントロールできることがあります。ただし、過度の負荷をかけないように注意し、重いものを持ち上げる作業は避け、作業は軽いものと重いものを交互に行うなど、筋肉への負担を分散させましょう。適切なセルフケアで、症状をうまく管理することが可能です。
