酒さ(ロザケア)に対する光療法

酒さは、顔面の血管が炎症を起こす皮膚疾患です。主な症状は顔の赤み、にきび様の小さな丘疹、乾燥・刺激感、目の灼熱感、鼻の赤みなどです。Mayo Clinicによると、放置すると症状は進行するため、適切な治療が必要です。原因ははっきりしていませんが、辛い食べ物、アルコール、日光、ストレス、怒り、激しい運動、ステロイド系薬剤などが悪化要因とされています。

レーザー治療

  • 1980年代半ばから酒さ治療にレーザーが使用されており、光増幅による放射(LASER)という名称は「Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation」の頭文字から来ています。

    代表的な治療はパルス・ダイエット・レーザー(PDL)で、4〜8週間間隔で1〜3回のセッションが標準です。研究によれば、PDLは赤みを最大60%軽減し、乾燥感・感作・あざ・かゆみ・潮紅も改善します。

    ただしPDLは一時的なあざがほぼ必ず生じます。より穏やかなレーザーとしてジオードレーザー、KTPレーザー、Nd:YAGレーザーがありますが、赤みの改善効果はやや劣ります。鼻の肥厚(鼻痤瘡)にはErbium:YAGレーザーやCO₂レーザーが最適です。

インテンス・パルス光(IPL)療法

  • IPLはレーザーではなく、広帯域の光を用いた比較的新しい治療法です。1995年に米国食品医薬局(FDA)の承認を受けました。

    通常1〜5回の施術と、必要に応じたフォローアップで、潮紅・にきび・赤みの軽減、拡張した血管の消失が期待できます。施術は比較的新しいため、資格のある専門医に依頼することが重要です。

注意点

  • 血液凝固障害、ケロイド体質、糖尿病などの既往がある方は、レーザーやIPL施術前に必ず医師と相談してください。これらの状態は治癒過程に影響し、瘢痕化のリスクが高まります。

    また、保険適用外となることが多く、1回あたり300〜600米ドルの費用がかかります。

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