新生児の咳に効く安全な家庭療法
咳は喉や胸の異物を除去する自然な防御反応です。小児期に咳が頻繁に出ることは普通で、必ずしも重篤な病気を示すわけではありません。発熱やひどい鼻づまり、喘鳴(ぜんめい)といった危険な症状がない限り、以下のような新生児に安全な家庭療法を試すことができます。
蒸気療法
痰が絡む「湿った」咳の場合、浴室に熱い湯をはり、数分間赤ちゃんを入れてみてください。水を流し続ける必要はありません。蒸気が粘液を緩め、呼吸が楽になることがあります。
加湿器の活用
「かん高い」咳が出るときは、空気が乾燥している可能性があります。冷たいミストを出す加湿器は、蒸気式や超音波式に比べて赤ちゃんの喉への刺激が少なく、乾燥した喉を和らげるのに効果的です。
ぬるま湯の入浴
温かい湯船に入ると、呼吸が楽になります。ユーカリ、タイム、セージなどのエッセンシャルオイルを数滴加えると、蒸気が気道を開き、リラックス効果も期待できます。
ハーブ系オーガニックマッサージ
就寝前に、薄めたユーカリオイルを赤ちゃんの胸に優しく塗布すると、鼻づまりが緩和され呼吸がしやすくなります。ユーカリは粘液を緩め血流を促進し、バニリン(合成バニラ)には鎮静作用があります。
母乳の活用
母乳には免疫を高める成分が豊富に含まれており、授乳中の赤ちゃんは感染症にかかりにくいとされています。また、母乳は自然な水分補給源であり、軽い咳止め効果も期待できます。
上記の方法はあくまで軽度の咳に対する対処です。症状が長引く、または上記以外の異常が見られる場合は、速やかに小児科医へ相談してください。
