抗凝固薬の代替としてのハーブ
抗凝固作用を持つハーブ
医師が血栓予防のために処方する抗凝固薬の代わりに、自然由来のハーブを利用する方法があります。以下に代表的なハーブとその効果・摂取目安を紹介します。
ニンニク
ニンニクをサプリメントとして定期的に摂取すると、コレステロールの調整や血小板凝集の抑制により血流が改善され、血圧も下がります。ただし、アスピリン、プラビックス、インドメタシン、ワーファリン、ジピリダモールなどと併用すると出血リスクが高まるため、同時使用は避けてください。目安は200 mgのカプセルを1日3回、計600 mgです。
ショウガ
ショウガにも自然な抗凝固成分が含まれ、コレステロールをコントロールし、血液凝固を遅らせ、血管の閉塞を防ぎます。処方薬の抗凝固作用を増強する報告は少ないものの、医師に相談の上、1日2 g(500 mgを4回)を目安に摂取してください。
ウコン(ターメリック)
ウコンに含まれるクルクミンは抗炎症作用とともに血小板の凝集を抑制します。抗酸化物質として細胞の健康も支援します。1日3回、各200 mgのカプセル(合計600 mg)を目安に摂取すると効果が期待できます。
ホワイトウィロー(白樺柳)
白樺柳の樹皮には天然の血液希釈成分が含まれますが、処方抗凝固薬と併用しないでください。乾燥樹皮小さじ1〜2杯を約240 mlの熱湯に15分間浸したお茶を1日3〜4回、または240 mgのカプセルを1日1回摂取する方法があります。
安全に使用するための注意点
上記のハーブはすべて血液を薄める作用があります。そのため、既に抗凝固薬を服用中の方が併用すると出血リスクが増大します。ハーブの使用を始める前に必ず医師と相談し、薬剤との相互作用を確認してください。また、手術を受ける予定がある場合は、少なくとも手術前2週間は摂取を中止することが推奨されます。
