健康に対する緑色の効果に関する研究

カラーセラピー(クロモセラピー)は、古代中国やエジプトなどで何千年も実践されてきた光の療法です。現在では代替医療から主流医療へと位置づけが変わり、色彩が人の気分やエネルギー、健康に影響を与えると考えられています。

中心チャクラ(緑)と感情のバランス

チャクラは体内に存在するとされるエネルギーシステムで、7つの主要チャクラがあります。緑のチャクラは胸部、すなわち心臓の位置にあり、感情面に関わるとされています。緑色に囲まれることで心が落ち着き、瞑想やヨガの実践者が情緒の安定を図る際に用いられます。

季節性情動障害(SAD)への光療法

冬季に日照時間が減少することで発症するうつ症状「冬季うつ(SAD)」は、明るい緑色・白色光を1日2時間程度浴びる「ライトルーム」療法で改善が報告されています。ヴァンダービルト大学心理学部の研究でも、光療法が秋冬のうつ症状を軽減することが示されています。

うつ病・双極性障害への応用

当初はSADに限定された効果とされていましたが、Science誌に掲載された研究では、白色光と緑色光がうつ病や双極性障害の症状緩和にも有効であることが示されました。Science Dailyの報道でも、光療法が双極性うつに対して一定の改善効果を持つとされています。

疲労・時差ぼけへの効果

American Journal of Nursing の報告によれば、緑色は目に優しくリラックス効果があるため、疲労回復に役立ちます。暗めの緑色のページを見るだけでも、目の負担が軽減され、疲れにくくなるとされています。

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