バレリアンティーとは? 効果・使い方・注意点を徹底解説

バレリアン(学名: Valeriana officinalis)は、ストレス緩和や不眠改善、緊張緩和に役立つハーブです。市販のサプリやティー、エキス、カプセルなどで手軽に入手できます。

使用方法

ホリスティック・オンラインは、バレリアンティーを沸騰した湯で抽出しないよう警告しています。沸騰すると有効成分の油分が揮発してしまうためです。作り方は、バレリアンの根2小さじ(約5g)を温かい水2カップ(約480ml)に入れ、1日(約24時間)浸すだけです。飲む前に濾し、温め直して就寝前に摂取してください。

副作用

バレリアンは全員に効果があるわけではなく、軽い消化不良、頭痛、動悸、めまい、ふらつき、錯乱などが報告されています(米国国立補完代替医療センター)。稀に皮膚発疹、じんましん、呼吸困難といったアレルギー反応が出ることもあります。また、根や液体エキスは独特の強い臭いがあり、好みが分かれます。

ハーブの特徴

バレリアンは多年草で、成長すると約1.2〜1.5メートルになります。ピンクまたは白の小さな花を6〜7月に咲かせ、湿った環境を好みます。原産はヨーロッパですが、世界中の湿地で自生しています。薬効成分は主に根に含まれる油です。

歴史

米国国立衛生研究所の食事補助サプリメント事務局によると、バレリアンが自然な睡眠補助として利用されたのは古代ギリシャ・ローマ時代(紀元前9世紀~紀元5世紀)に遡ります。2世紀のローマ医師・哲学者ガレノスは不眠の治療薬として処方していました。その後、16世紀には「神経過敏、震え、頭痛、心拍数の増加」などの症状に使われ、第二次世界大戦中のイギリスでは空襲によるストレス緩和にも利用されました。

語源

ガレノスはバレリアンの強い臭いから「phu」と呼びました。9世紀か10世紀ごろにラテン語の動詞「valere」(「元気である、健康である」)に由来する名前「valerian」へと変化しました。

注意事項

バレリアンは中枢神経系を抑制する作用があるため、他の鎮静剤や抗ヒスタミン薬などと併用しないでください。また、妊娠中の女性や3歳未満の子どもは安全性が確認されていないため、使用を控えるべきです。

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