De Quervain腱炎の治療法
概要
De Quervain腱炎は、手首の腱鞘(腱を覆う膜)が腫れ、腱の動きを制限する状態です。親指側の腱に影響し、親指や手首に痛みや不快感が生じます。手首を左右に動かす動作や、親指でつまむ動作を繰り返すと症状が悪化します。タイピング、ピアノ演奏、園芸などが主な原因です。
必要なもの
- スプリントまたはブレース
- 温熱パッド
- アイスパック
- 抗炎症薬(NSAIDs)
治療手順
スプリントまたはブレースで親指と手首を固定し、腱を休ませます。手首をまっすぐに保ち、タイピングや繰り返しの動作を行う際はブレースを装着してください。
可能な限り、繰り返しの動作を避け、作業間に手を休める時間を取ります。
親指でつまむ動作は避け、できるだけ反対の手で作業し、親指を手のひらの上に横切らせないようにします。
手首を左右に回す動作は控え、キーボードのキーに手を伸ばすときは手首を回すのではなく、手全体を持ち上げるようにします。
温熱パッドとアイスパックを交互に使用し、2時間ごとに交代して患部に当てます。
抗炎症薬(NSAIDs)を服用し、腫れを抑え軽い痛みを和らげます。市販の非ステロイド系鎮痛剤を選んでください。
医師に相談し、ステロイド注射による腫れの軽減を検討してください。
理学療法・作業療法の予約は必ず守り、指示された筋力強化エクササイズを継続します。エクササイズは痛みの軽減、筋肉強化、腱の刺激低減を目的としています。
