凍結肩に効くハーブ治療とは?
凍結肩(粘着性関節包炎)は、痛みと可動域の低下が段階的に進行する疾患です。症状は「凍結期」「固定期」「解凍期」の3段階に分かれ、数週間から数か月続きます。ここでは、ハーブ療法を取り入れた対処法を紹介します。
ハーブ軟膏の作り方と使用法
肩関節周囲の結合組織の炎症を抑えるため、ハーブティシャンのJeanne Roseが考案したマッサージ用軟膏を自宅で作れます。
- 材料(約1リットル分)
- オリーブオイル 1クォート(約950ml)
- 新鮮なカイエンまたはハバネロ唐辛子 8オンス(約227g)
- ローズマリー 生 3オンス(約85g)または乾燥 4オンス
- 乾燥コンフリー根 2オンス(約57g)※沸騰水に20分浸す
- ミツロウまたはココアバター 6〜8オンス(約170〜227g)
- エッセンシャルオイル(ラベンダー、マジョラム、フランキンセンス、ユーカリ)各20滴
- 作り方
- 二重鍋でオリーブオイルと唐辛子、ローズマリー、コンフリー根を弱火で沸騰させ、ゆっくりと沸騰させる。
- 4時間煮込み、4時間冷却する工程を最低3回繰り返す。
- ブレンダーで20秒間撹拌し、再度加熱・冷却を行う。
- 濾した液にミツロウまたはココアバターを加えて溶かし、エッセンシャルオイルを入れる。
- 小さな瓶に注ぎ、固まるまで放置する。
- 使用法
軟膏を肩にたっぷり塗り、円を描くようにマッサージします。炎症を抑え、痛みの軽減と可動域回復をサポートします。
東洋医学的アプローチ
鍼灸師に相談し、針治療と併せて漢方薬を処方してもらうのが一般的です。自宅で独自に調合するのは難しいため、信頼できる専門家に相談しましょう。
代表的な処方として「関節湯(Juan Bi Tang)」があります。上半身の症状は「風邪侵入」、可動域低下は「寒」の症状と捉え、風・寒に対応する乾燥漢方を組み合わせます。市販もありますが、品質の良いものは専門家の指導のもと入手するのが安全です。
結合組織を強化するハーブ
シリカは馬尾草(ホーステイル)に豊富に含まれ、結合組織の弾力回復に役立ちます。
- ホーステイル茶:健康食品店で購入するか、湿地で乾燥させた乾燥草をお湯で抽出。
- シリカ抽出物:オンラインや店頭で販売されているエキスを摂取。
- 組織塩(セルソルト、バイオケミック塩):シリカ、フッ化石灰、リン酸鉄を含む錠剤で、組織強化と抗炎症効果が期待できる。
これらを日常的に取り入れ、肩周囲の組織を内側から強化しましょう。
