手術後のむくんだ足をマッサージする方法
手術後、医師はできるだけ早く起き上がり歩くよう指示しますが、脚の手術後はむくみやこわばり、痛みが生じやすく、適切なケアが必要です。マッサージは下肢の可動域を回復させ、むくみを軽減し、皮膚の保湿にも効果的ですが、縫合部を刺激しないよう注意が必要です。
必要なもの
- ビタミンEオイル
- 枕(足を高く上げるため)
手順
1. 医師の許可を得る
足へのマッサージは、血栓やがん組織が残っている場合、重大な合併症を引き起こす恐れがあります。血栓が流出すれば致命的な塞栓症、がん細胞が拡散すれば転移のリスクがあります。そのため、必ず医師に相談し、許可が得られた場合のみ行ってください。許可がある場合でも、専門の資格を持つマッサージセラピストの指導下で行うことが望ましいです。
2. 足を心臓より高く上げる
枕やクッションを使って足を心臓より上げます。足を高くすると余分な体液の排出が促進され、むくみ(浮腫)の悪化を防げます。マッサージの効果も高まります。
3. ビタミンEオイルで滑りを良くする
ビタミンEオイルを足全体に薄く塗ります。オイルは手の滑りを良くし、皮膚の保湿・栄養補給にも役立ちます。
4. 循環マッサージを行う
膝から始め、手のひらで足を股関節へ向かって軽く撫で上げます。上腿部を数回行ったら、側面・裏側へも同様に行い、常に心臓側へ向かってストロークします。次に、すね・足首部でも同様に上向きにマッサージします。
5. 足を個別に高く上げて再度マッサージ
足を一つずつ枕で高くし、同じ上向きのストロークを繰り返します。重力が余分な液体を下に流すのを助けますが、手で優しく押し流すことが重要です。
6. リンパドレナージュ(軽い)
むくみが残る場合は、極めて軽いリンパドレナージュを行います。ニッケル1枚分の重さ程度のごく軽い圧で、膝上から股関節に向かって小さくゆっくりと円を描くようにマッサージします。リンパ毛細血管を開き、余分な液体の流れを促します。
※マッサージ中に痛みや不快感が出た場合はすぐに中止し、医師に相談してください。
